2011年12月16日金曜日

【イベント報告】12/11 ふくしま未来ミーティング 産業WS



こんにちは!Link with ふくしま、略してりんふくの東京スタッフの元角太一です!
今回は先日、12/11に行われたふくしま未来ミーティングの産業ワークショップ(以下、産業WS)の様子をご報告します!

産業WSでは、ファシリテーターとして、内官房地域活性化伝道師の早田吉伸研究員にお越しいただきました!あらためて、お礼を申し上げます。


さて、産業WSですが、テーマはズバリ、これからの福島の産業づくり!
ってことで、その議論の様子をお伝えしたいのですが、 そ の ま え に。
すぐさま議論するのではなく、円になって椅子に座り、自己紹介をしながら、意識共有を致しました。



福島県で行政の業務に関わっておられる方や、一次産業や教育に関わっておられる方、福島でボランティアをなされている学生さんや社会人の方、東京からわざわざお越しになってくださった方など、本当に、様々な方にお越しいただきましたことを改めて実感しました。


また、未来の福島のために、どんな産業が必要かも全体で議論しました。

クリーンエネルギー産業や、教育から見えてくる産業、高齢者をターゲットにした産業や、ソーシャルビジネス、観光産業など、ほかにも、使用できない土地を利用できないか、また、政府が買い上げてくれないかなど多くの意見が出てきました。

しかし、それ以前に、原発の問題や地域間のコミュニケーションの亀裂などドロドロした部分と向き合わないとスタート出来ないというように、深く真剣な話し合いに・・・・。




と、話は進み、いよいよワークショップも本格化!
産業WSでは、以下の四つのテーマを班で分かれて議論しました。

・エネルギー
・農業
・若者のビジネス
・教育

それでは、まず、議論の様子を!

手前がエネルギー班ですね。既存の送電線を活用し、メガソーラーとコンデンサーの併用で、原発と同規模の発電量を24時間使用可能にするなど、なかなか専門的な話し合いでした。




こちらが、教育班!画面右の緑色のパーカーの人!僕です!すみません、でしゃばりました・・・。
教育班では、産業政策につながる教育と教育産業のどちらをテーマにするか、どのような教育産業が望ましいかを、それはもう熱い討論で。



さあ、そして、いざ発表へ!
こちらは、農業班が提示してくれた産業です。いろいろと濃厚な内容ですが、画像で気になる赤字に注目!福島基準!これは、放射能の基準値が現在の日本の基準値が心配なら、新しく信頼性の高い福島基準をつくっちゃおうというもの。
どこぞの県や、国よりも検出値が低いですよ!という比較の方法もという意見もありました。実際、政府も基準値設定で福島の方の意見も聞きたいんだとか。なかなか勉強になりました。




と、まあ、ワークショップが終わったところで、また円になり一人一言ずつ、反省会へ!


反省としての意見をまとめると、様々な立場の人が来ていて、とても勉強になった。前向きなひとが多く、刺激を受けた。もっと多くの人に参加してもらいたい。という意見や、福島の情報をもっと発信していって欲しい。や、今回のような話し合うだけでなく、是非、次に繋げてほしい。という意見も。
問題の再確認や、新たな問題提起こそあれ、福島の復興を願うという参加者温かい意識共有を強く感じられました。


今回の産業WS、あらためて、早田様、参加していただいた皆様、また後援の皆様には、心からお礼を申し上げます。この産業WSで、何か得るものがあり、有意義なものであったならば、とてもうれしいです!
りんふくとしても、個人としても、いろいろと学ばされるものがありました。また、学ぶだけでなく、実行に移す大事さも再確認いたしました。


りんふくの活動は、今後とも福島復興を目標に続けていきます!
なので、どうか今後とも温かい目で見守ってやってください!

ありがとうございました!!



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