2012年1月28日土曜日

【イベント告知】福島の未来を創造する若者のためのファシリテーション講座

こんにちは。
福島支部長の秋山綾子です。

インフルエンザ(特にA香港型)が猛威をふるっていますね。
先日、ついにリンふく内でも罹患者が・・・
うがい・手洗いを励行し、タミフルを服用せずに済むように、気をつけましょう。


さて、
本日は、ファシリテーション講座 in 会津のお知らせです。

ファシリテーションとは?

ファシリテーション(facilitation)とは、「促進する」「容易にする」「円滑にする」「スムーズに運ばせる」というのが原意です。人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶように舵取りするのがファシリテーションです。具体的には、集団による問題解決、アイデア創造、合意形成、教育・学習、変革、自己表現・成長など、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味します。
(日本ファシリテーション協会HP https://www.faj.or.jp/ より)


講座の詳細は、下記をご覧ください^^



=====転送・転載大歓迎=====



福島の未来を創造する若者のためのファシリテーション講座
 ~会津から、ふくしまの未来を考える~

(主催:Link with ふくしま、共催:NPOまちづくり喜多方

3.11後のふくしまを盛り上げるため、がんばっている若者のみなさん、これからがんばろうと思っている若者のみなさん。日々の活動の中で、話し合いがまとまらなかったり、周りの方と上手くコミュニケーションが取れなかったりして困ったことはありませんか?

そんな問題を解決するためにとても役立つ技術に「ファシリテーション」があります。話し合いの進め方である「ファシリテーション」を学ぶことで、日々の活動やそれにかかる会議を、円滑にかつ効率よく進めることができるようになります。

当日は、会津から・郡山から・東京から、福島を想う若者が集合!そして、日本ファシリテーション協会さんからプロのファシリテーターが冬の会津にやってきます!

会津では珍しいこの機会を、お見逃しなく。ぜひお越しください!!

講座後には、若者が繋がるための機会として『WAKABEKO会(懇親会)を開催いたします。こちらもぜひご参加ください♪


日時2/26(日) 10:00-16:30
 【
場所会津大学
対象福島に想いを寄せる若者
定員】30
参加費無料

協力日本ファシリテーション協会

申し込み方法

申し込みフォーム http://goo.gl/JXs9G
 上記URLより申し込みフォームにアクセスし、必要事項を記入して送信してください。

②メール link.with.fukushima@gmail.com
 以下の必要事項を記載して頂き、上記メールアドレス宛に送信してください。

 1.氏名(ふりがな
 2.所属
  3.市町村
  4.メールアドレス
  5.電話番号
  6WAKABEKO会(懇親会)出欠
  7.その他(質問等ありましたらご自由にお書きください)

みなさまからのお申込みを、心よりお待ちしております。

弊団体の活動内容等は、Link with ふくしまのブログ「ふくしまNOW!!」をご覧ください。


Link with ふくしま 福島支部長 秋山綾子

お問い合わせ先:link.with.fukushima@gmail.com(担当 秋山)

2012年1月20日金曜日

【2月12日開催】福島×ビジネスワークショップ開催のお知らせ




 こんにちは、Link with ふくしま 東京メンバーのぐっちです。
本日は212日(日)に開催する福島復興のためのワークショップの開催をお知らせします。
今回は、Cause Related Marketing という手法を使って福島の復興を考えます。
 Cause Related Marketing とは次世代のマーケティング手法の一つで社会が直面している健康や環境などのさまざまな問題に自社のブランド/サービスを関連づけてキャンペーンを行い、経済的・人的に支援することで、結果として営業利益を上げというものです。
一昨年はコトラーの「マーケティング3.0」が話題になりましたね。



~こんな人にオススメのイベント~
・ボランティアにはなかなか行けないけど、東京で1日だけだったら参加できる!
・福島出身で、地元に何らかの貢献をしたい!
・復興支援に何らかの形で取り組んでみたい!





 本イベントは「日本復興を考える学生会議」プロジェクトにて大賞を受賞した”Link with ふくしまが主催する震災復興のためのワークショップです。
(学生会議についてはコチラ http://www.diamond.co.jp/topics/other/201106120006.html)


 当日は、新たなマーケティング手法である、コーズリレーティッドマーケティングを切り口に、今現在福島が抱えている、問題を解決するモデルを1日で創り上げます。
コーズマーケティングを実施する企業としてアメリカン・エキスプレス・インターナショナル,inc.に焦点をあてる予定です。
(福島の諸問題、コーズリレーティッドマーケティングについては当日説明しますので、前提条件は特に必要ありません。興味と熱意があるのならだれででも参加歓迎です。)




なお、本イベントはNPO法人GoodDayが開催するイベント「TOKYO COMMUNITY CROSSING」のプレイベントでもあります。
こちらのイベントについて詳しくはコチラをご覧ください。
http://communitycrossing.net/



以下、当日の概要となります。

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・日時
212日(日)


・時間
10:0018:00(懇親会も予定しています)


・場所
ダイヤモンド社本社
ダイヤモンドビル






http://www.diamond.co.jp/company/map-tokyo.html


・主催
福島復興支援団体 Link with ふくしま




・後援
NPO法人GoodDay、HITOTOWA Inc(「TOKYO COMMUNITY CROSSING」主催団体)


・対象
福島の復興プランや、ビジネスプランを考えることに興味がある若手社会人、福島に対して何かしらアクションを起こしたい若者。(CRMについては当日に説明があるので、初心者でも参加可能です。)(学生の参加も歓迎します。)




・参加費
資料代、お菓子代として一人500円の参加費をお願いします。



・応募方法
参加を希望される方は、下記のURLのグーグルフォームにお答えいただき、送信ボタンを押してください。



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マーケティング3.0CRMという手法をつかって、これからの福島を盛り上げるビジネスモデルを一緒に創造しませんか?
 良いプランについては、机上の空論で終わらせることなく実際に、企業とタイアップしていきたいと考えています。

質問は、Link with ふくしま link.with.fukushimaアットマークgmail.com (担当:佐藤)までお願いします。





【活動報告】CRMワークショップリハーサル

 こんにちは!東京スタッフの菅野です。

 これが2012年初めての記事となります。今年を福島のみならず、東北、日本が希望の持てる年になるように努力して参りますので、リンふくの活動へのご理解とご協力をよろしくお願いします。

 さて、今日は115日に国立オリンピック記念少年総合センターで行った CRMCause Related Marketing)ワークショップのリハーサルの様子を報告します。


 スタッフのみの参加ですが、当日の流れに沿って本番さながらのリハーサルを行いました。

 まず、菅野が「福島の現状」を説明しました。11月のワークショップから情報を更新し、新しい情報を盛り込みました。
①放射能問題に関して、米の出荷制限と政府による買い上げ、風評被害の拡大
②健康問題に関して、福島県の子どもの医療費無料化に関する最新の動向
③除染問題に関して、住民やNPO向けの除染モデル事業公開と民間業者の活動拠点づくりのための自衛隊による初の本格的な除染作業
などです。



 また、過去の復興事例との対比として、環境モデル都市である水俣市との比較のスライドも追加しました。

 次に、「ひな祭り」を題材としたアイスブレイクを行いました。
 「福島の仮設住宅の子どもたちのためにひな祭りを行いたいが、そのために何かおもしろおかしくお金を集める方法はないか」という題材です。
 スタッフの中からは、「服飾コンペを開催して子どもたちにプレゼントする」「不要になったひな壇と福島の工芸品を物々交換」などのアイディアが出されました。

 続いて、グループワークに入ります。山口の司会進行の下、今回はスタッフを2グループに分けて行いました。



 グループワーク1では、「福島における問題点は何か、また自分が気になった問題、解決しなくてはいけない問題は何か」をグループでシェアしました。
 各班共通の問題として、「避難したくてもできない人に対する支援」でした。避難費用がない、避難しても職がないという問題をどのように解決するかという問題です。
 その解決策として、「雇用政策」と「子どもたちの保養」という二つのキーワードが提案されました。
 その後、アメリカン・エクスプレス社さまのビジネスモデルを紹介し、そのビジネスモデルに固定して、グループワーク2で具体的なビジネスプランを考えていきました。




  そして、中間発表です。
 1班からは、
・子どもたちが外で遊べないのが普通になっているので旅行に連れて行きたい
・旅行好きの顧客が共感してくれる
・旅行代理店に運営を協力してもらう
というプランが出されました。

 2班からは、
・避難できない子どもたちは多感な時期に経験できる機会が失われている
・解決策として「里親プログラム」を実施する
・全国の富裕層が顧客であり、彼らの信用情報を持っている
・子供の面倒を見ているNPOにオペレーションしてもらう
・また、美術館やコンサートのチケット代に料金を上乗せし、出資を募る。
というプランが出されました。

 グループワーク3では、キャッチフレーズの決定やステークホルダーの絞り込みなど、より具体的なビジネスプランを組み立ていきました。



 それでは、最終発表です。
 1班:Travel for Fukushima Kids
○アメックス:ブランド力、信頼と実績が強み
○コーズ:外で自由に遊べない子どもたちを旅行に招待したい
○顧客:旅行好きアメックス会員→ポイントを利用してもらい旅行の費用に還元する
○協力者:福島復興を支援しているNPOと旅行代理店



 2班:For the Future of Fukushima
○アメックス:顧客の信用情報が強み
○コーズ:多感な時期の子どもたちの経験の機会を取り戻すために「里親プログラム」を実施したい
○顧客:アメックスが代理購入した入手困難なチケットが欲しい人→チケット購入時のプレミアムを子どものホームステイ資金に充てる
○協力者:里親になってくれる人、子どもを支援するNPO



 概要は以上の通りです。


 最後にリハーサルを通して、お互いにフィードバックを行いました。



>福島の現状について
・復興の段階のスライドで押さえて欲しいポイントは何か?
・水俣の事例を出す意義と環境モデル都市としての動きが出てきた経緯を具体的に説明する必要がある。
・福島と水俣をマトリックス型式にしてはどうか?
・放射線問題に関して、米農家の声を聞きたい。
・子どもの医療に触れる本ワークショップでねらいは何か?
・今、福島が抱えているニーズは何か?

>ワークシート
・コーズの中でどういうゴールを設定するのかを各場所やヒントを与えるべき
・マーケティングの4Pを明示する

>グループワークに関して
・ビジネスプランを考える上でアメックスの顧客上情報や利用状況などの詳しい情報が必要
・企業の協力の有無はどうか?
・中間発表の決定事項・項目などのレベル設定はどうするか?

など、たくさんの改善点が提示されました。

このフィードバックを踏まえて、ワークショップの内容はもちろん、スライドや資料の改善を図り、より完成度・満足度の高いワークショップにしていきます。

次回ワークショップの開催日時・場所などの告知は改めてさせていただきます。
福島復興に興味のある方、ビジネスプランに興味のある方、奮ってご参加ください!


Link with ふくしま 菅野仁紀