遅くなりましたが、先月会津大学にて開催したファシリテーション講座のご報告です。
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こんにちは
Link with ふくしま 福島スタッフのやぶきです。
『福島の未来を創造する若者のためのファシリテーション講座』
~会津から、ふくしまの未来を考える~
2月26日に会津大学で丸一日行われました。ご報告したいと思い ます。
まず、根本的に「ファシリテーション」 てなんぞやの疑問を持つ方は多いと思います。
facilitationは直訳すれば「促進」。
人々の活動が容易にできるように支援し、 うまくことが運ぶように舵取りするスキルです。
この手法については、 マニュアル本や資料だけでは真意を捉えることは全く難しいと改め て感じることができました。
指導者なしで独学で習得するのは不可能です。
集団によるディスカッションを通して、 考えている以上に話し合いにおいて意識すべきことがとても多くあ ることに気付かされました。
ファシリテーターの役割としてのコミュニケーション向上の糸口を つかめました。
具体的には、 話し合いの進め方として以下の4ステップの順に取り組んでいきま した。
1. 話し合いができる準備を整える
2. 話し合いができる環境をつくる
3. 話し合いを整理する
4. 話し合いをまとめる(合意形成)
6人を1グループとして、話し合いと講義を進めていきました。
印象的だった講座の一部は、 2人1組になって1分30秒相手の話を無視し続けるというもので した。
話者は聞いてもらえないと、 何を話したら良いか分からなくなってしまい、 話すことが困難になってしまいます。
そこから、聞き手の相槌、目線や姿勢、 または要約して聞くことの大切さを学びました。
ディスカッションの場では、お互いの意見を尊重しあい、 かつ自分の意見を反映させる必要があります。
対立することはよくありますが、 それをいかに調和させまとめていくか。
段階を踏んで理解することができました。
震災から早一年が経とうとしています。
当時は、来年正月なんて迎えられるのだろうか、 などと考えていました。
一歩一歩進んでいる福島県民がいます。
リーダシップを取り、自主的に一人ひとりが動き、 日本を動かしていかねばなりません。
若者がもっともっと団結していけたら、 これほど強いものはありません。
これからを築いていくのは我々ですから。
そのきっかけを創っていくのが
「Link with ふくしま」の使命。
大変責任を感じております。
講師の方、参加者の皆さま、心から感謝いたします。
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